マイクル・クライトン執筆作品

サンディエゴの十二時間(1972)
Binary

出版社:Knopf(1972)
邦訳:ハヤカワ・ポケット・ミステリ(絶版)、ハヤカワ文庫

ジョン・ラング名義で発表された最後の作品。
共和党全国大会が開催される地で、政府関係者はある人物の不審な動きを追っていたが、その男の凶悪な計画が浮かびあがってくる。
タイムリミットまでに計画を阻止出来るのか?、というサスペンス。
トマス・ハリスの傑作サスペンス小説『ブラック・サンデー』を思わせる作品です。
クライトン自身もお気に入りのようで、自身の監督によりTV映画化もされました。
原題の『Binary』とは、「2成分」という意味で、ここでは、神経ガスを象徴したタイトルになっています。(サリンなど、猛毒の神経ガスは通常2成分分離状態で保管される)
前述の『ブラック・サンデー』には及ばないものの、それなりに緊迫感ある楽しめる作品でした。


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Last Modified 22,Aug.1996 mailto: takeboh@gem.bekkoame.ne.jp