マイクル・クライトン執筆作品

五人のカルテ(1970)
Five Patients

出版社:Knopf(1970.6),Avon(1981.12),Ballantine(1989.1),etc.
邦訳:ハヤカワ・ノンフィクション(絶版)、ハヤカワ文庫

マイクル・クライトンがハーヴァード・メディカル・スクール在学中に、ボストンのマサチューセッツ総合病院にて臨床実習を受けていた時、そこの主に緊急病棟で見聞きした事がらから、五人の患者をピックアップし、その患者の症例や、病院の実体などを綴ったノンフィクションです。
当時の学生が書いたとは思えない深い洞察の元に語られていきます。
門外漢である私は、当然、病院の実状など知るよしもなく、専門家の目から見て、この本がどのように映るのかは判りませんし、また、この本が執筆された25年前と現在の状況がどのように変わっているかは判らないのですが、それでも、一般の読者にも判りやすく書かれていて、面白く読めます。
1994年にマイクル・クライトンが製作総指揮を担当した人気ドラマ『ER/緊急救命室』はこの当時の経験を元に作られたドラマですが、この本が直接の原作という訳ではないものの、中にはドラマに使われている逸話もあってドラマのガイドブックとして読んでも面白い事でしょう。


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Last Modified 19,Jun.1996 takeboh@gem.bekkoame.ne.jp