クライトンが75年に発表した作品。 それまでの最先端技術、ハイテクを背景とした作品群とはがらりと趣向を変え、19世紀の英国を舞台に実際にあった列車強盗の逸話を元にした犯罪小説でした。 ストーリーは主人公が実際に列車強盗を実行に移すまでの入念な計画が詳しく描写されて行き、また計画に関連した当時の社会背景、世相、風俗が事細かに語られていて、とても読み応えのある作品でした。 後にクライトン自身の脚色・監督により、映画化もされました。 こちらもなかなかの出来映えのようです。