ジョン・ラング名義で発表された冒険ミステリです。
密輸業者の主人公が、旅先でかつての旧友に再開した事がきっかけとなり、旧友のボディーガードをする事になるが、それは仕組まれた再開であり、その裏には予想もつかない周到に計画された陰謀が仕組まれていたといったストーリー。
富豪の遺産相続を巡っての陰謀が描かれて行きますが、物語のプロットが非常に複雑に練られていて、物語を読み進むうちに予想だにしない展開を見せていきます。
プロットの複雑さ故に、若干話にもたつきが見られるものの、なかなかの力作です。
007的な印象を受ける小説です。