E姐的世界出張所

 李小龍電影回顧展レポート補完版
「アチョー!」はギャグだった…かもしれない (TEXT by Eちゃん)

はじめに
細路祥
千萬人家
苦海明燈
孤星血涙
早知當初我唔嫁
詐癲納
甜姐兒
雷雨
人海孤鴻
死亡遊戯之旅
おわりに
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「細路祥」 The Kid '50 白黒 英文字幕付き

他の作品に比べて有難いのは、ブルース・リー(当時10歳)が主役だということに尽きる!孤児の少年が活躍する新聞の連載漫画を映画化したものらしいけど、とにかく最初から最後まで、ちゃんとリーが出ている!途中で「変な、マヌケな、つまらない、くだらない、やなオヤジ」にすり替えられてしまう事なく、可愛らしい、生き生きとしたわんぱく坊主であったリー先生がちゃんと出ているし、その「出ている」という状態がちゃんと「継続されている」ということに満足し、それ以上何も望んではいけない。

見どころ

<その1>
10歳にして、ヤクザを真似て、ナイフをぶん投げる楽しそうなリー先生。

<その2>
小学校の先生の「ものまね」をするが、その顔が実際マジで似ているリー先生。

<その3>
裁縫工場にてズラーッと並んだミシンを踏む女工さん達をよく見ると、前列から2〜3番目までのミシンには若くて美しい女工さんを配置しているものの、後列になるとどうでもいい様な、そこらへんから連れて来た様な、おそらく子供を5〜6人産んでいそうなスッピンのエキストラのおばちゃん達を使っている。

<その4>
ラスト・シーンで主人公が引越す際、別れを惜しんで泣く同級生の女の子に対して困った顔をするリー先生の表情ときたら、のちに「ドラゴンへの道」('72)で売春婦に誘われて困る時と、ほぼ同じであった。

<その5>
幼い弟や妹相手に、お兄ちゃんぶってお説教をするリー先生のちょっとアゴ突き出し気味で、口をへの字に曲げて小鼻の横にフン!とシワを寄せる憎ったらしい表情ときたら、のちに「ドラゴン怒りの鉄拳」('72)で師匠を殺されて怒りにうち震える時とほぼ同じであった。

<その6>
裁縫工場の社長役のオール“金歯”だか“銀歯”だかの(なにしろ白黒なので色の識別不能)獅子舞いみたいなオヤジが、リー先生の実の父親らしい。(役の上での話じゃなくて、実際の私生活でのお父さん)

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