ブルース・リー フィルモグラフィ
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アメリカ・スターリング・シリファント/ガイ・グリーン・プロ製作 コロムビア映画配給
1970.6.17公開
日本配給:コロムビア映画 1973.5.12〜18公開 (期間限定)
香港公開題『春雨殘梅』1970.8.29〜9.4公開
制作・脚本:スターリング・シリファント 監督:ガイ・グリーン 原作:レイチェル・マドックス
音楽:エルマー・バーンステイン スタント・コーディネーター:ブルース・リー
キャスト:アンソニー・クイン(ウイル・ケイド)、イングリッド・バーグマン(リビー・メレディス)、フリッツ・ウィーバー(ロジャー・メレディス)、他

テネシー州グレート・スモーキー・マウンテンの山荘で、一冬を大学教授である夫の著作の為に過ごす事になったリビー(バーグマン)は何時しか山荘の管理人であるウイル(クイン)と恋に落ちて行く。しかしそれはウイルの家族に取り返しの付かない結果をもたらす。
リーの弟子でもある脚本家スターリング・シリファントが企画した不倫物のラブ・ロマンス映画。ブルース・リーは武術指導を担当しています。
劇中描かれる喧嘩のシーンなどでブルース・リーが殺陣を指導していますが、その殺陣は“ラブ・ロマンス映画には似つかわしくない程リアル”なファイトシーンとなっています。左の写真はこの映画のメイキング本「Fiction
Into Film : A Walk in the Spring Rain」で紹介されているブルース・リーのアクション指導の風景。因みに映画本編には詳しいスタッフ一覧は出ないのでブルース・リーの名前も表れないのですが、この本に掲載されている全スタッフ一覧ではブルース・リーは「スタント・コーディネーター」としてクレジットされています。
日本ではビデオ未発売ですが、米・コロムビアトライスターホームビデオから発売(現在は廃盤)。
(*どーでもいい余談的豆知識*)
1973年当時のコロムビア映画日本支社は赤字状態が続いていたが、前年12月にユナイト映画の宣伝部総支配人であった水野晴郎氏らがユナイトを退社し独自の宣伝会社インターナショナル・プロモーション(IP)を設立したのを期に、コロムビア日本支社は低迷脱出を計る為、水野晴郎氏を宣伝顧問として迎えIPに宣伝を依頼する事となった。しかし思うようにヒット作が出ず、赤字は解消されないまま翌年3月にリストラ策を発表。11月には20世紀フォックスと業務提携を行うと発表した。
ということでこの映画も水野晴郎氏が宣伝に関わっている事になりますが、「春の雨の中を」という邦題も水野氏的な感性で付けられたタイトルなのでしょうか?さて?
参考文献:
「朝日新聞縮刷版 昭和48年5月号」朝日新聞社(1973年)
「世界映画作品・記録全集1975年版」キネマ旬報社刊
(1975年)
「Fiction Into Film: A Walk in the Spring Rain」R. Maddux, S.
Siliphant, N. D. Isaacs 共著 テネシー大学出版刊 (1970年)/ペーパーバック版
Delta Book (1972年)、他
Last Modified 23, Aug. 2002 takeboh@takeboh.com