Recollectionsは移籍を目前に控えた1995年6月に発表された相馬さんの初のベストアルバムです。
曲の選曲からマスタリング、ジャケットのデザインまで全て相馬さんの思いに基づいて制作された相馬さんの私的な思いが強く反映されたアルバムとなっています。
リマスタリング等の作業は同年の2〜3月にかけて行われました。
ここでは選曲された各々の曲にまつわる相馬さんの話を紹介していきます。
これらの曲をベストとして選曲する事となった経緯や相馬さんの曲への想いがきっと伝わって来ると思います。
1.『このままで』 作詩/米村裕美 作曲・編曲/亀田誠治
相馬さんが上京して一番最初に出逢った曲。歌手相馬裕子のスタートを切った曲ということで1曲目に選曲。
デモテープを聴いた時の印象をそのまま出したくてギター1本でレコーディングを行ったとのこと。
2.『さよならした理由』 作詩/岡部真理子 作曲/崎谷健次郎 編曲/亀田誠治
相馬さんの経験を元に岡部さんが詩にした歌とのこと。
3.『風の祭日』 作詩/相馬裕子、米村裕美 作曲/古賀森男 編曲/亀田誠治
相馬さんにとってデビュー曲と言える曲、それだけに思い入れのある曲のようです。
4.『遠い街角』 作詩/尾島圭 作曲/古川昌義 編曲/亀田誠治
レコーディングの時のスタジオのオレンジがかった照明が印象深く思い出に残っている曲だそうです。
5.『友だちのまま』 作詩/柴田理恵 作曲/崎谷健次郎 編曲/亀田誠治
歌に込めた相馬さんのメッセージの一つの形。
6.『空と海の出逢う場所』 作詩/安藤富貴 作曲/米村裕美 編曲/亀田誠治
レコーディングで渡ったアイルランドへ捧げた歌。
7.『How are you?』 作詩/相馬裕子、米村裕美 作曲/米村裕美 編曲/亀田誠治
ライブでいろんな思い出の詰まっている曲だそうです。
8.『ほんとは嘘』 作詩/岡部真理子 作曲/羽場仁志 編曲/亀田誠治
当初の思惑とは違う形に仕上がった曲で、それが良い結果を生んだという曲だそうです。
9.『36度5分』 作詩/岡部真理子 作曲/古賀森男 編曲/亀田誠治
相馬さんの個人的思いを歌にしたもの。
10.『リフレイン』 作詩/相馬裕子、岩切修子 作曲/楠瀬誠志郎 編曲/亀田誠治
この曲は生まれるまでかなり紆余曲折を経た曲だそうです。当初タイアップの話があり、タイアップ先からの要請で内容を変えていく内に曲を別のものにしたり詩を変えてみたりと、だんだんと歌が原形とは全く別のものに変わって行き、スタッフ全員が煮詰まった時、結局全てを白紙に戻して元の状態で録ったそうで、その時なにか大切な物を感じさせてくれた曲とのこと。
11.『永遠を探しに』 作詩/山田ひろし 作曲/羽場仁志 編曲/亀田誠治
3rdレコーディング時に行ったオーストラリアのエアーズロックと星空の雄大さに捧げられた歌。
12.『僕の時間』 作詩/米村裕美 作曲・編曲/亀田誠治
この曲はラジオ番組などでも特にリクエストの多い曲とか。それだけに思い入れの強い曲だそうで、このベストアルバムにも締めくくりの前に入れておきたかった曲とか。
13.『東京の空』 作詩/相馬裕子、岡部真理子 作曲/崎谷健次郎 編曲/亀田誠治
この曲はまさに相馬さんの”今”(※当時)を映した歌で、これまでの過去を振り返る思いで選曲されたこのアルバムも、未来を見つめたこの最後の曲により、これからの自分の生き方への決意表明を表すとともに、来るべき次回作へのブリッジ的役割をも果たしている、このアルバムの最後を飾るにふさわしい歌です。